善玉菌のことばかり書いていたので、悪玉菌について調べてみた。

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悪玉菌自体は必要、けど、増えすぎたらダメ。


悪玉菌の主なエサはお肉に含まれるタンパク質やアミノ酸です。

これらタンパク質はアミノ酸は、悪玉菌でなければ分解できない物なので、腸には必要な腸内細菌なのですが、肉食が多いと腸の中は悪玉菌が多くなってしまい、わたしたちの身体に悪影響を及ぼします。

わたし達が注意しないといけないのは、お肉や油分の多い食事は危険になってくるってことです。

もしも、お肉の多い食事なら、その分以上に、食物繊維や乳酸菌の入った食べ物を食べてください。主に野菜や発酵食品になります。

悪玉菌はタンパク質を分解するのですが、この時に一緒に

アンモニア、インドール、スカトール、発ガン性物質、硫化水素、アミンなど、有害物質を作ること知られています。

こういった有害物質はにおいも臭いので、便をした時やオナラが臭かった場合、腸の中では悪玉菌が優勢になっている可能性があるので、目印にしてもいいかもしれません。

この有害物質たちは、食物繊維や乳酸菌を食べていれば、腸の中に居続けることはないのですが、

野菜を食べない肉中心、おかし中心の食生活を続けて言った場合、有害物質は腸に吸収されて血液を巡り、細胞や脳、各臓器に送られていくので、放置しておくと様々な病気を引き起こす要因に繋がります。

血液の中では、血液の流れを悪くなるため動脈硬化になる要素になり、心筋梗塞、脳血栓など後遺症が残る病気になったり、最悪、死亡してしまう怖い結果になったりしてしまうし、

肌の細胞に送り届けられれば、細胞は傷つけられて、シミやそばかすの原因だったり、大人ニキビができたりするので、女性にとってはかなりほっとけないことになります。

脳に送り届けられれば、身体が常にだるい、いつも不安に駆られたり、
幸福や落ち着けるための物質であるセロトニンの分泌があまりでなくなったりするようです。脳と腸はかなり密接に繋がっていることがわかってきてるみたいです。

各臓器に送り届けられれば、肝臓、腎臓などは最初のうちは、有害物質を解毒してくれるように頑張ってくれますが、有害物質をずっと処理し続けていると、脂肪肝、肝硬変、腎不全などの病気に繋がる危険性も出てきます。

腸も悪玉菌が活発であれば、便秘につながり、大腸ガンにまで繋がる可能性もあります。
女性では、大腸ガンになる割合はかなりあがってきていて、これは、やっぱり便秘で悩んでいる方が多くて、病院に行かずに自分でネットで調べて治そうとして、

根本的な部分が治らないまま、便秘を繰り返している方が多いのかなと思ってます。

繰り返して便秘が続くようなら必ず病院に一度診てもらいましょう。


悪玉菌の種類


・ 大腸菌

本来は無害な菌だけど、これが血液中や尿路系に入り込むと病原菌になる。
尿路系に入り込んだ場合、重度だと敗血症になる危険もある。

日々の私たちの腸の中には必ず存在する菌で、下痢を起こす程度で何の症状も出ないことがほとんどです。

赤痢菌、O157も大腸菌種である。


・ ウェルシュ菌

人や動物の腸の中にもいるのですが、自然の中にも存在していて土の中や海水の中でもどこにでもいる菌です。

酸素に弱い。
ウェルシュ菌が繁殖してる食べ物を食べると食中毒が起こる。(下痢、腹痛など)

加熱すれば菌自体は死滅はするが、芽胞という種を残すため、ウェルシュ菌全てを葬り去ることは不可能に近い。

芽胞という種の状態では、防御力が高くなっており耐熱性や乾燥に抵抗力を持つため、非常に厄介である。

夏場にカレーが腐りやすいのはこの菌のせいなのかもです。もちろんこれだけではないとは思いますが。


 ・ ブドウ球菌

どこにでもいる菌。空気のある場所でもない場所でもどこでも生きていける生命力を持っている。
黄色ブドウ球菌という名前は聞いたことあるはず。

皮膚、鼻、腸などに常に存在している身近な悪玉菌のひとつで、これ自体は病気の症状にはならなくて、むしろ、外部からの病原体から侵入を防ぐバリアーを作ってくれるので、むしろ良い菌。

ただし、ブドウ球菌の種類はまだまだいるので、全部が全部、良い菌ではない。


こんな感じで、腸の中以外にも存在するのが悪玉菌で、食中毒を起こすもので名前をきいたことある菌がいる。

腸の中では善玉菌が活発になっていれば、悪玉菌の動きを抑えられるから問題はないですし、腸の中では悪玉菌も必要な存在なので、バランスの取れた食事を心掛けましょう。

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