バジルペースト
生のバジルの葉に、にんにく、松の実、塩を加えてすりつぶし、オリーブオイルを入れてかくはんした緑色のソース。
ジャノベーゼ(ジャノバ風)ソースとも呼ばれて、イタリアンではおなじみのソースです。
バジルペーストの効能
バジルの独特の香り成分には心を落ち着かせる作用があり、精神疲労を和らげ、リラックス効果があります。
また、バジルの色素は、βカロテンが豊富に含まれています。
βカロテンは体内でビタミンAにかわり、皮膚粘膜を正常に保って美肌や風邪の予防などに働きをするほかに、高い抗酸化作用があります。
これは油と一緒にとることで吸収力が高まるため、オリーブオイルとあわせたペーストは理想的な食べ物になります。
作る時期・保存方法・消費目安・食べ方
バジルの時期は7~9月で、最近のスーパーはハーブ売り場で一年中売られていますが、旬なバジルで作れば、香りの高いペーストができます。
使ったあとは、ペーストが空気にふれないようにオリーブオイルをかぶるまで注いでおくこと。
冷蔵庫で保存し、1~2ヶ月で使い切ることがおススメです。
ソースとして、ゆでたてのパスタや野菜、魚介と絡めて食べるもよし。
ピザのソースに使うもよし。肉や魚のグリルにかけるもよし。
ドレッシングとして生野菜のサラダに使ってもよしです。
バジルペーストの材料
・ バジル60g
・ にんにく1/2かけ
・ 塩小さじ1
・ 松の実、くるみ(ローストされたもの)各15g
・ オリーブオイル100g
・ パルメザンチーズ(すりおろし)大さじ6
作り方
①
バジルは枝から葉だけ摘み取る。
②
フードプロセッサーに、用意したバジル、にんにく、塩を入れて、ざっとかくはんします。
この時は細かくしなくても大丈夫です。
③
②でできたものに、松の実、くるみを入れて、さらにかくはんします。
④
③でできたものに、オリーブオイルを2~3回に分けながら加えて、その度にかくはんしていく。
⑤
④をまんべんなく全体が混ざるように、まわりについたペーストをゴムベラで中に寄せる。
⑥
最後にパルメザンチーズを入れてなめらかなペースト状になるようにかくはんする。
⑦
⑥でできた、ペーストを保存ビンに移して、オリーブオイル(分量外)をペーストの表面が隠れるまで加えて、空気をふれないようにすることで、変色を防ぎ、カビ発生の防止にします。
小分けにして冷凍保存にしてもおっけーです。使うときは自然解凍で使います。