ヨーグルト
牛乳を乳酸菌で発酵させたヨーグルトは、牛乳の栄養をそのまま受け継ぎ、さらに発酵によって消化吸収のいい栄養バランス食です。
1日100g食べると効果があるといわれています。
ヨーグルトの効果
ヨーグルトには、動物性タンパク質のほか、日本人に不足しがちなカルシウムが豊富です。発酵によって消化吸収されやすいのが特徴で、筋肉や骨などの身体の組織を作ります。
また、乳酸菌の持つ酵素や成分などが腸内環境を良くしてくれる状態に導きます。
腸には、免疫細胞の約7割が集まっているほか、自律神経とも深い関わりがあり、腸をケアすることで、免疫力向上、自立神経のバランスを整えるのに大いに役立ちます。
作る時期・保存方法・消費目安・食べ方
一年中いつ作ってもおっけーですが、室温で発酵させるので、乳酸菌が活動しやすい気温20~25℃が作りやすいといえます。夏場や梅雨時期は、発酵させる際に雑菌が入らないように注意してください。
冷蔵庫で保存して、3日以内に食べきるようにしましょう。
冷蔵庫内でもゆっくり発酵は進みます。
甘みを入れないでそのままでもいいですし、腸内の善玉菌のエサになるオリゴ糖が豊富なハチミツをかけたり、食物繊維が豊富なフルーツやシリアルと一緒に食べると便秘改善になります。
ヨーグルトの材料
・ 牛乳・・・500ml
・ カスピ海ヨーグルトの種菌(市販されているもの)・・・3g
ヨーグルトの作り方
①
煮沸消毒したビンに牛乳を注ぎ、ヨーグルトの種菌を入れます。
※ 乳酸菌には様々な種類があるのですが、ここでは常温で発酵可能で、作り方が簡単なカスピ海ヨーグルトの種菌でやってます。
②
スプーンでかき混ぜ、約25℃の場所で約24時間置いて発酵させます。春、秋は室温でおっけーです。
夏場はエアコンで温度管理をし、早めに冷蔵庫に入れます。
逆に冬場は暖かい部屋に置いて温度管理をします。少し固まっていたら、冷蔵庫に入れます。
※ 2回目以降を作るときは、この作ったヨーグルトを大さじ一杯くらい残して、種菌として利用することもできます。もしも、固まらなくなっていたら、乳酸菌の働きが弱くなっているので、新しい種菌を入れてください。