新しょうがの甘酢漬け
おすし屋さんで出てくる、ガリです。
夏に出回って、やわらかくみずみずしい新しょうがを使って作ります。
酢に漬けると淡いピンク色に染まります。
新しょうがの効果
しょうがは、昔から薬効の高い野菜とされ、漢方では生薬として使われています。
しょうがにはジンゲロールという辛味成分が多く含まれていますが、この成分は加熱するとショウガオールという成分を生成します。
ショウガオールは身体の末梢神経を拡張させて、血行を良くし、代謝を上げ、身体を温める作用があるので冷え性の改善におススメです。
発汗作用もあるので、風邪の引き始めにも効きます。
作る時期・保存方法・消費目安・食べ方
甘酢漬けにするやわらかい新しょうがは、6~8月の間に収穫されます。
季節が限られているので、時期を逃さないようにしましょう。
漬けた翌日から食べることができます。冷蔵庫で保存し、1年以内に食べきりましょう。
ちらしずしに加えるなど、お寿司のお供や具材にしてもよし。
刻んで酢の物や和え物に加えて調味料がわりにしてもよし。
炒め物のアクセントとして加えてもおいしいです。
新しょうが甘酢漬けの材料
・ 新しょうが・・・200g
・ 塩・・・大さじ1
■ 甘酢のタレ
・ 米酢または玄米酢・・・300ml
・ 砂糖・・・90g
・ 塩・・・大さじ2
・ 酒・・・大さじ4
新しょうが甘酢漬けの作り方
①
酢に強い鍋(ほうろうの鍋など)に甘酢のタレの材料をすべて入れてひと煮立ちさせます。
②
しょうがの皮をむき、スライサーを使って薄くスライスする。
③
湯を沸かして、しょうがを入れて30秒ほど茹で、すぐにザルにあげます。
④
ザルに広げて水気をきり、塩をふって冷ます。
⑤
保存ビンにしょうがを入れて、①で作った甘酢を注ぎます。
これで完成です。
しょうがは、時間が経つと淡いピンク色に変化します。一年間くらい保存可能ですが、
フタを空けたら早めに食べきりましょう!