菌が作るネバネバ成分が血糖値の上昇を抑制する

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血糖値について


私たちの血糖値(血液中に含まれるブドウ糖の値)は、上がったり、下がったりを繰り返しています。身体に必要なエネルギーを血液に溶け込ませて全身に運んでいくため、食事をすれば血糖値は上がり、空腹のときは血糖値は下がります。

このメカニズムをコントロールしているのが、インスリンと呼ばれるホルモンです。

これは、身体にエネルギーを取り込むと、すい臓から分泌されるすい液が血糖値を下げる働きがあります。

私たちの血糖値がいつも保たれているのは、インスリンがでているお陰です。

ですが、急激な血糖値の上下を繰り返してしまっていると、インスリンの効きが悪くなったり、すい液の量があまりでなくなってしまい、慢性的な高血糖の状態になってしまいます。

これが、世の中のいう糖尿病や肥満になっているのですが、この状態にならないようにするためには血糖値の上昇をできるだけ、ゆるやかにすることが有効です。

それには、バランスのよい食事(30品目のある食事)や運動が重要なのですが、

乳酸菌にも血糖値の上昇を抑える働きがあることがわかってきています。

乳酸菌の種類としては、

・ ラクトコッカス、ラクティス、亜種クレモリス、レモリス、FC株

これらの菌種が血糖値に上昇を抑えてくれるように身体に働きかけてくれます。

この菌はカスピ海ヨーグルトに多く含まれており、乳酸菌が作り出している多糖(オリゴ糖)の作用によって血糖値を抑制してくれているとされています。

多糖とはヨーグルトに含まれるネバネバした成分で、この成分は私たちの体内では消化されずに、食物繊維と同じように腸内で糖の吸収を抑えてくれる作用があり、結果として、血糖値の上昇を抑えてくれます。


乳酸菌とビフィズス菌のコレステロール値の低下作用


コレステロールは、細胞膜や肝臓で作られる胆汁酸、副腎で作られるステロイドホルモンの構成成分で、私たちの身体になくてはならない大切なものです。

これが、血液中に悪玉コレステロールが過剰になると、動脈硬化を進行してしまっても問題があります。

コレステロール値を正常に保つためには、過食や高脂肪食を控えたりして、生活習慣の改善が必要になってきますが、乳酸菌やビフィズス菌を食事に取り入れることで、コレステロール値を抑えてくれるサポートしてくれます。

食事から摂取したコレステロールは、腸壁に吸収され、血液に流れます。このとき、腸管の中に存在する乳酸菌が一部のコレステロールを吸収して体外に排出する作用があって、乳酸菌は血中コレステロールの濃度を調整をしてくれる役割があります。

ビフィズス菌には、腸内のコレステロールの半分くらいを腸で吸収されにくくする物質、コプロスタノールに分解するので、コレステロールの吸収が抑えられ、血中コレステロール値の低下につながってきます。


食で起こった病気は食によって治す


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