便秘もそうだけど、病気が多いなら体質を変えるしかない。

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病気になることが多いなら体質を変えるしかない


便秘でも風邪でも糖尿病でもどんな病になった時って、身体が病気になりやすい体質になっちゃってるってことだから、その体質を改善しなければ、同じことを繰り返すだけだと思います。

体質を改善するってことは、身体に必要な食べ物でジョジョに身体を馴染ませていくことが必要で時間もかかるし、今、自分に何が足りないかってこと知らないといけないから勉強も必要になるので、面倒には変わりないと思いますが、

なにがなんでも治したいのであれば、継続しなければ意味がないってことは知っておいて欲しいです。

難しいこと言ってるように聞こえるかもしれませんが、頭を使って勉強をするわけではなく、必要な食べ物をよく噛んで飲み込むだけの簡単なお仕事なので構える必要は、まったくないですけどね。


最初にしなければならないことは腸内の改善


腸は食べた物の栄養を吸収をして(簡単にいうとタンパク質、ビタミンなど)身体に必要なものを細胞や臓器、脳のスミズミまで行き渡らせる大事な器官です。

食べ物を胃で消化をして、消化された物が腸の中で善玉菌や悪玉たちが分解して、栄養素を取り出すシステムになってるのですが、
便秘などになってたり、肉食が中心に食べていれば腸の中では、悪玉菌が活発化していて、善玉菌が活動できない状態になっています。

悪玉菌は、お肉や脂分をタンパク質や脂質に分解をしてくれるのですが、その時一緒にに毒素を一緒に分解します。

この毒素は、栄養と同じで腸に吸収されて血液を巡って細胞や脳に行き渡るから悪玉菌が活躍し続ける環境が招く結果というは、肌の老化や、脳へのダメージになります。

悪玉菌自体が、悪いことをしているような感じに聞こえてるかもしれませんが、悪玉菌はただ食べた物の処理をしているだけだから、別に悪いことをしてるんじゃないんですよね。

ただ単に自分に与えられている仕事をまっとうにこなしてるだけで。

いけないのは、お肉や揚げ物の割合が多く、野菜を少なくしか食べない人が原因を作っていってることを自覚した方がいいと思います。
(お肉、油物をまったく食べないでって意味ではないです。)

話はそれましたが、まず悪玉菌の活発を抑えるために善玉菌になるエサを食べていくことが最初にやることになります。

それは乳酸菌とオリゴ糖と食物繊維になります。
私がいつも書いているヨーグルト、バナナ、りんごを朝食に食べてくださいって話です。

ヨーグルトから乳酸菌

バナナからオリゴ糖

りんごから食物繊維

これで、善玉菌の栄養になるものは全て揃います。

ヨーグルトは動物性乳酸菌なので、これに納豆や漬物、キムチ、味噌、しょうゆなどの植物性乳酸菌も合わせて食べることができれば、もっと効果的にあがります。

なぜ効果的かというと腸の中にいる腸内細菌(善玉菌、悪玉菌、日和見菌)の種類は3万種類いて、数にすれば100兆~1000兆個生きてるのですが、(wiki調べ)

この腸内細菌は人によって存在している細菌が全く違うんですね。

なので、動物性乳酸菌にしても、植物性乳酸菌にしても、様々な乳酸菌をとることによって色んな種類の善玉菌を育てることができるから、ひとつの種類の乳酸菌をとるより、たくさんの種類の乳酸菌をとる方が身体には効果的になります。


善玉菌を増やすことができたら食物繊維を積極的に食べる


ひどい便秘の人には注意して欲しいのですが、いきなり食物繊維をたくさん食べると、
かえって便秘がひどくなる可能性があるので、控えて欲しいです。
もしも食物繊維をとるなら、水溶性食物繊維のものにしておいてください。

水溶性食物繊維は、オクラ、モロヘイヤ、きのこ類、りんご、海藻類などに含まれています。
私はオクラのみじん切りにしたものに、かつおぶしとしょうゆで味付けしたものが好きでこの夏場ではよく食べてます。

水溶性食物繊維は、ネバネバしたものやトロっとしたものが多くてその性質から
便秘で固くなった便に水分を含ませることができて、腸がぜんどう運動をしたときに便を動かす手助けをしてくれるから、便秘の人が食べるならまずこの水溶性食物繊維です。

オクラとかモロヘイヤって、刻んでるとネバネバしてきますよね?
あれです。

モロヘイヤとか青みのクセがつよい味がするから、好きな人あんまりいなさそう…

やっぱり食べるなら、小さい頃から馴染みがある食べ物ならりんごや納豆ですかね。
納豆は不溶性食物繊維でもあるから一概には言えませんが、食物繊維以外の栄養も豊富なので、身体によくないってことはないです。

海藻類なら、わかめの味噌汁とか、
食事に手間を掛ける人なら乾燥した昆布を水に浸しておくと出てくるヌルヌルの出汁でて、それで味噌汁を作れば、相当な水溶性食物繊維がとれるし、味噌から乳酸菌もとることができるし、何より出汁がいいのですごいおいしい味噌汁ができますよ。
昆布そのものは不溶性食物繊維ですが、出汁は水溶性食物繊維です。

後は不溶性食物繊維ですが、

ごぼう、さつまいも、とうもろこし、大豆類(おから、きなこなど)、切干だいこん、こんぶなどなど

あるのですが、これは便が出始めたら、水溶性食物繊維と一緒に食べるようにした方がいいかもしれません。

食物繊維は豊富ですが、水に全く溶けないので便が柔らかければ問題はないのですが、もしも硬い便の場合だと、腸に溜まることになるので、水溶性食物繊維と一緒に食べて硬い便に水分を与えつつ、たくさんの繊維で絡めていきましょう。

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腸内細菌が健康だけでなく脳にも影響がある。

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腸内細菌を増やすことで免疫力を上げるだけじゃなく脳の負担も減らせること。


前にも書きましたが、腸は栄養を吸収するところで血液の質や体質を決定している大事な器官なんで、脳にも影響は出てきます。

腸が栄養を吸収する大事な器官である記事はこちらになります。

→ 腸(ウンコ)によって人は健康を左右されている話

腸は身体の内側にありながら、皮膚と同じく外界と直に接しているところでもあります。
(肛門があるから)
なので、細菌やウィルスをなどの外敵を排除する最前線であり、人体を護る最大の免疫器官です。

腸内環境が悪くなると、この免疫機能がうまく働かなくなり病気にかかりやすくなってしまうのです。


腸内細菌には善玉菌、悪玉菌、日和見菌の三種類があります。

この中で善玉菌が多ければ多いほど、免疫が上がりやすくて、

逆に悪玉菌が多ければ多いほど免疫力は下がってしまう。

日和見菌は、善玉菌にも悪玉菌にもなりえる気がコロコロと変わる菌でして、その時強いやつの見方をするスネ夫みたいな菌です。

悪玉菌が繁殖しすぎると脳にも影響があり、アルツハイマーに促進にもなってしまうことにも繋がります。

なぜかというと、腸は食べ物は消化し吸収した栄養を血液、脳、細胞に運びます。

もしも腸が悪玉菌が活発になっている場合は、悪玉菌が発生させる毒素を腸が吸収して血液、脳、細胞へと運ぶことになり、ダメージを与えることになるため、
少しずつ身体を劣化させていっているということなのです。

なので、そうなってしまわないように善玉菌を増やしておいた方がいいよという話です。

腸には100種類以、100兆個以上の腸内細菌がいて、1.5リットルのペットボトル一杯分と言われています。すごい量。

善玉菌と悪玉菌、日和見菌の働きはこんな感じ。


善玉菌(ビフィズス菌、ガゼリ菌など)

・ 悪玉菌の抑制
・ 免疫力を高める
・ 感染防御
・ 消化吸収を助ける
・ 下痢・便秘の予防と改善
・ ビタミンなどの栄養素の吸収

悪玉菌(大腸菌、ウェルシュ菌、ブドウ球菌など)

・ 腐敗物質生成
・ 発ガン物質生成
・ 毒素生成
・ 免疫力低下

日和見菌

・ スネ夫


腸内細菌(善玉菌、悪玉菌)の働きはまとめるとざっとこんな感じです。

①身体に入ってきた病原菌を駆除する
②消化を助ける
③ビタミンなどの栄養を身体に運ぶ
④免疫力をつける
⑤セロトニン・ドーパミンになる前の物質をを脳に送る。


腸をよりよい状態にするには善玉菌を増やすことをしなければなりません。
そのためには乳酸菌が必要になるので、ヨーグルトやみそ、キムチなどの醗酵食品を食べることなので、日ごろの食事が一番大事になってきます。

元々の日本食(ごはん、味噌汁、漬物)は善玉菌を増やしやすいものばかり。

ですが、今は知っての通り、肉食中心になっており善玉菌より、悪玉菌を増やす食生活が多いと思います。

最近では日本とアメリカの野菜の摂取量が1990年ごろから逆転していってます。

※農林水産省参照

上の表でもわかる通りガンによる死亡者数もアメリカでは減少していってるのですが、日本では増加の傾向が見られるため、野菜を十分食べることによって善玉菌が増えた結果、腸内環境が改善し、ガンの予防にも効果があるといわれています。

後、調べてみてたらアメリカでは1990年ごろから代替医療というものを取り入れるようになったようです。

簡単に言うと家庭の医学みたいなものから、鍼灸など。
薬物治療、化学治療、物理治療を使うんじゃなくて、病気になる前からの予防として代替治療を取り入れ初めてその結果が出ているという説もあります。

なので、その一つとして、腸内環境を改善し免疫機能を高めることはわたし達が健康維持する上でとても大切なことです。その鍵を握るのが腸内細菌が握っているわけです。

しかも、わたし達の脳にまでその影響されているといこと。

ただ、悪玉菌がまったく不必要ということではないということもなく、悪玉菌には悪玉菌で役割をもっています。

悪って字がついていると悪いやつにしかみえないですがそういう訳ではありません。

例えば、悪玉菌(ウェルシュ菌)しか分解できない食べ物があります。

それはお肉類。

分解されなければ、腸が吸収することができないため、人間の身体にも絶対必要なもので人間の身体にとって必要不可欠なものになります。

このように悪玉菌がいないと食べ物から栄養素を吸収できなくなってしまうということがあるので、悪玉菌を根絶すれば言い訳ではありません。

今の日本は肉食文化になっていて、善玉菌と悪玉菌のバランスが崩れていて、悪玉菌が圧倒的に多くなっているのが問題なだけなのです。

善玉菌と呼ばれている菌が少なくなっているので、乳酸菌を増やすことで、善玉菌と悪玉菌のバランスを整えることが重要になってきています。

後、今の発達した医療であっても、善玉菌、悪玉菌、日和見菌を死滅させるものがあります。

それは

抗生物質という薬です。

もちろん、必要なときは、抗生物質も飲んで病気を治さなければいけないのですが、不必要に抗生物質を飲み続けることは、腸に活動している善玉菌と悪玉菌を死なせてしまっているので、
自然と自分の身体の免疫力も落としているということを知っておいて欲しいです。

これで悪循環も起こります。

抗生物質を飲む

善玉、悪玉菌死滅

免疫力低下

病気にかかりやすくなり、病気になる

抗生物質を飲む

善玉、悪玉菌死滅

免疫力低下…etc

こんな感じで、身体の免疫力がどんどん下がるスパイラルに陥っていくことを知っておいて欲しい。
それで、知らない内に重大な病気にかかってしまうケースもあるはずです。

腸内細菌のバランスを良くしていくならこの記事を参考にして欲しいです。

→ ひどい便秘をすぐにでも解消をしたいならふたつの法則があるから試してみて!

便秘のことを元として書いておりますが、この記事は腸に元々いる善玉菌をより元気にさせる方法を書いております。

簡単に言うと腸内細菌は大切にしないと脳にも影響を及ぼす裏のボスってことですね。

なので、取り返しのつかないことになる前に腸内細菌を栽培していきましょう!

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