腸内フローラを食生活から改善するため詳しく!②

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オリゴ糖を食べる!


昨日の続きです!

⇒ 腸内フローラを食生活から改善するため詳しく!

ビフィズス菌のエサになるオリゴ糖は、ほとんど小腸で吸収されず大腸まで届きます。オリゴ糖は糖分であるにも関わらず、砂糖に比べて低カロリーでダイエットにも役に立ちます。


オリゴ糖の働き


・ 腸内を酸性にして悪玉菌を減らす。

ビフィズス菌のエサになって、ビフィズス菌を増やし、腸内を酸性化を促して悪玉菌の増殖を抑えてくれます。

・ 大腸まで直接届くオリゴ糖

消化酵素で分解されず、大腸まで直接届きます。便秘の解消につながり免疫力を調整してくれます。

・ 食べ過ぎるとお腹がゆるくなるオリゴ糖

たくさん食べ過ぎると、腸内細菌のバランスがくずれて、お腹が痛くなり下痢になる場合もあります。


オリゴ糖の種類


■ フラクトオリゴ糖
・ アスパラガス、にんにく、玉ねぎ、ごぼう

虫歯になりにくい甘味料として、お菓子などに使われています。野菜に多く含まれています。

■ イソマルトオリゴ糖
・ はちみつ、みそ、しょうゆ、など

熱で酸に強く、甘みのほかに食品に旨味やコクを与えてくれます。食品の保存性を高める効果もあります。

■ アガロオリゴ糖
・ 寒天、のり、など

ガンの抑制、抗酸化作用、免疫調整作用や抗アレルギー作用などがあります。

大豆オリゴ糖
・ 大豆類(蒸し大豆、豆腐、豆乳、きなこ、など)

熱や酸に強く、他のオリゴ糖と比べて、少量で善玉菌を増やすことができます。


乳酸菌


・ 便1gあたりに1000万~1億個。
・ ブドウ糖を分解して乳酸を作る。
・ 酸素があってもなくても生きられる。主に小腸にいます。


代表的な菌の種類


・ ガゼリ菌・・・胃がんの原因になるピロリ菌の動きを抑制してくれます。

・ ラムノーザス菌・・・大腸にも届き、有害物質の生成を吸着し、腸内環境を改善してくれます。

・ カゼイ菌・・・小腸で増加して消化、吸収を助けてくれます。

・ ロイテリ菌・・・整腸作用を促してくれて免疫力をアップしてくれます。


ビフィズス菌


・ 便1gあたりに100億~1000億個。
・ オリゴ糖などの糖質をエサにして、乳酸、酢酸を生産します。
・ 酸素があると生きられないため、大腸に存在します。


代表的な菌の種類


・ ビフィタム菌・・・大腸まで生きて届きやすく、大腸菌の感染のリスクを低減。

・ ロングム菌・・・老化によって減少してしまう菌で、大腸ガンなどの予防をしてくれます。

・ ブレーべ菌・・・皮膚の乾燥やシワを抑えて美肌効果が期待できる菌です。

・ ラクティス菌・・・ホルモン分泌などの生理活性物質を促してくれます。


目的に合わせて菌を選ぼう!


菌の種類によってもさまざまな働きがあります。ここでは主な菌の種類を挙げていきます。症状、目的に合わせて選びましょう。

・ インフルエンザ予防・・・シロタ株、L-92株、S-PT84株

・ アレルギー症状・・・LGG乳酸菌、GCL1176株、BB536、L-55株

・ 免疫力アップ・・・シロタ株、ラブレ株、グレモリス菌FC株、Bb-12株

・ ダイエット・・・ガセリ菌SP株、LGG乳酸菌、LP28株、SBT2055株

・ 高血圧・・・LC1、CM4株

・ 便秘・・・LB81、BB536、EC-12株、ガセリ菌SP株

・ 胃がん・・・LG21、LC1、BF-1株、SN13T株

・ 大腸ガン・・・BB536、LKM512

・ ストレス・・・CP2305株、BE80


手軽に摂れる乳酸菌飲料やサプリメント

仕事や家事の合間にも手軽に摂れる乳酸菌飲料とサプリメント。胃酸に溶けずに、生きたまま菌を腸に届けて、整腸作用があります。

・ 新ビオフェルミンS
・ ビフィーナ
・ ビフィコロン

などなど

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