ダイエットのやり方次第で臓器に負担が掛かって危ない

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ダイエットによっては肝臓に負担が掛かるということ


ダイエットがうまくいって、一週間で5キロ痩せたりできた方いて、

『あ、このダイエット、かなり痩せられるじゃん!』

こんな感じで短期間でダイエットの成果を出せた人っていません?

自分って頑張れば結構できるじゃん!って感じの気持ちになってるかもしれませんが、もしかしたら、肝臓に負担をかけているかもですよ?

ということで、今日は腸ではなく肝臓のことを書いていこうと思います。


肝臓の機能を書いてあるだけ書いてみます。

・ アルコールの分解

・ コラーゲン繊維を作る

・ 薬の成分を代謝する

・ 非常時に血液を作る

・ 血液の洗浄

・ ビタミンAの貯蔵

・ ビタミンAの加工

・ ビタミンEの代謝

・ 鉄の貯蔵

・ アミノ酸の代謝

・ ビタミンD3の活性化

・ 血液凝固作用の制御

・ 糖の貯蔵

・ タンパク質の合成

・ コレステロールの合成

・ 胆汁酸の生産

・ 様々な有害物質の解毒

・ 免疫機能の発現

・ ケトン体の生成

・ 脂肪の出し入れ

など、これ以外にもまだ約500種類の機能があると言われてます。

ここで注目して欲しいのは、肝臓の機能の一つである『脂肪の出し入れ』です。

血液中には一定の脂肪が流れていて、この血液中の脂肪の量を管理しているのは、肝臓の役割です。

もしも、血液中に脂肪の量が多ければ、肝臓の中に脂肪を蓄え、
少なければ、肝臓に蓄えている脂肪を血液中に流していく。

これが肝臓の一つの役割です。


フォアグラ肝臓(脂肪肝)のでき方


フォアグラ肝臓のでき方なんですが、これは急激な食事制限をしたダイエットをした時に起こります。(運動をしていれば問題はないです)

ダイエットを始めた場合、血液中の脂肪の量は減り、皮下脂肪からの脂肪を使い始めます。この時、皮下脂肪は減るので見た目は痩せることができるのですが、

血液中の脂肪は皮下脂肪からの物が残っていて増えたままになるので、肝臓も血液に多くなってしまった脂肪を肝臓に蓄え始めるのですが、

ここからが問題で、

ダイエット自体は成功して、見た目は痩せたからと思って、
ご褒美に美味しいもの食べても大丈夫だと思って、今まで我慢していた食事制限をやめて自分の好きなものを食べたら…

血液中により脂肪が溜まって、肝臓は血液中の脂肪を無理をして蓄えていくのです。
これが、人間のフォアグラ肝臓・脂肪肝の出来上がりになるのです。

脂肪肝になっている人にはもう一個注意が必要で、それは

『糖尿病』に気をつけて欲しいです。

肝臓は血液中の糖も溜め込む機能もあるのですが、肝臓に脂肪が溜まっていると糖を貯えることができずに、血液中の糖の量が上がって、血糖値は上がってしまうのです。

脂肪肝かどうかを気付ける方法なのですが、血液検査でALTという項目が40を超えていたら、脂肪肝の疑いありです。(ウィルス性肝炎の可能性もあります)


脂肪肝を治しちゃおう!


 脂肪肝撃退法!

・ 30分のウォーキングで運動

・ いつも食べているご飯(おかず)を気持ち減らすだけでよいです。種類を一つしかとらない食べ方はやめてください。例、もやしだけ、野菜だけとか

・ 夜の甘いものを極力控える

・ 早めに身体を休めるために寝ること…。一番難しい気が…。

・ 急激なダイエットで体重を一週間で5キロとか痩せると考えず、一ヶ月に2、3キロを目安にしていく。

睡眠の関してなんですが、肝臓には朝と夜でモードが違う働きがあって、

朝では脳が起きているから、肝臓は糖を血液に流してより活動を促してくれるのですが、
夜になって眠りに入ると脳は糖を流す量を減らし、脂肪を身体に流す働きをしてくれるので、早めに寝ることができれば睡眠をとりましょう。

何か特別なことは一つもないので、気になる方は是非ためしてください!

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