乳酸菌が生きたまま腸に届くというフレーズがみなさん結構染み付いているとは思うのですが、
実はその乳酸菌のほとんどは胃の中では圧倒的に死んでいる!
※ お前はもう死んでる…
え!それじゃ食べても意味ないんじゃないの?って思われますが、なんの問題もないです。
わたしもこのブログでヨーグルトを食べて乳酸菌をとろう!っては言ってますが、
それは生きた乳酸菌をとることではなくて、例え胃の中で乳酸菌が死んだとしても、人の腸の中には元々の善玉菌がいて死滅した乳酸菌がエサになって、善玉菌を増やしてくれます。
味噌にも乳酸菌は生きてるんでけど、味噌汁にしたら胃の中に入る前にもうすでに加熱されて死んでますからね。
そんな状態の味噌汁を飲むだけでもちゃんと意味ありますからね。
死骸になってもなお、ちゃんと腸に栄養を与えていってくれますからね。
ちなみに食べた乳酸菌が生きて腸に届くこともあるそうですが、本当に稀なことです。
乳酸菌の種類は数千種類あるみたいなのですが、まずは簡単に二つに分けていきます。
乳酸菌の種類は大きく分けて二つに分かれていて
・ 植物性乳酸菌
・ 動物性乳酸菌
この二つに分かれます。
植物性乳酸菌
これは植物の葉っぱや茎の表面についている乳酸菌です。
特性としては直射日や、季節の移り変わりの温度の変化の中でも生きていけるので生命力がかなり強いです。
これなら胃の中でも生きていけそうな強い感じに聞こえますが、それでも生存率は1%以下みたいです。
後、酸素がなければ生きていくことができないため、胃から腸に進むほど酸素は少なくなっていくので、結局、生きたまま腸には届きません。
動物性乳酸菌
これはわたし達、動物の腸の中で生きている乳酸菌です。
動物の腸の中の湿度と温度の中でしか生きていけないという非常にデリケートです。
最初から腸に住んでいるため、酸素も必要ないですが、もしも酸素に触れるとすぐに死滅してしまいます。
なので、強い酸性で酸素もある胃の中だと動物性乳酸菌は死んだも同然ということです。
ただ、もしも胃の中というサバイバルから生き残ることができれば腸の中で長生きできます。
この二つを見てみるとわかるのですが、
植物性乳酸菌 → 胃酸にほんのちょっと強い(1%以下の生存力)が、腸にたどり着いても酸素がないから生きていけない。
動物性乳酸菌 → 胃の中そのもので全く生きていけない(極稀に生存できる勇者もいる)もしも、生きて腸に届くことができれば、環境はパラダイスなので長生きできる。
生きたまま乳酸菌が到達できれば、それは奇跡!!
生きてたどり着けたとしても、動物性乳酸菌しか腸の中で生きていける環境になってないから、ほとんど意味がないということです。
ここから、また最初と同じことを言うのですが、
例え、生きたまま乳酸菌が腸に届かないとしても、乳酸菌の死骸は、元々腸の中にいる善玉菌のエサにすることができるから、腸内環境を整えることができるので心配なく乳酸菌をとりましょう。
ちなみに細かいことをいうと、人それぞれに腸に住んでいる善玉菌の種類は違うので、自分にあった乳酸菌を見つけることも必要にだったり、
十二指腸、小腸、大腸によって必要な乳酸菌の種類も違ったりと、種類にも拘る必要がでてくるのですが、それはまた記事として書こうと思います。
乳酸菌のとり方によってはダイエットに繋がるかもしれないですよ!
今日の体重は80.2キロ
昨日から+0.4キロでした。
まぁ、そんな簡単に70キロ代を維持できないよね。知ってた。
やっぱり、夜遅くに夜食を食べると朝胃が重たい感じがあるかなー。
夜食を控えようとは思ってるが、やめるとは言っていない。