腸内環境が悪化するが招く症状はどんなものがあるか。
今日もまたどんなことにも腸に乳酸菌な話になりますが、腸が身体を作っているということを、まず知って欲しいかなと思います。
腸が悪いとどんな症状が出るかざっとこんな感じです。
・ 便秘
・ ニキビ
・ シミ
・ 免疫力低下
・ メタボリックシンドローム
・ 大腸ガン
肌の悩みであるニキビやシミも腸からきていることがあるので注意が必要です。
便秘に関してはこの記事で書いてあるので参考にしてみてください。
⇒ 水分・乳酸菌・食物繊維を摂っているのに便秘が治らない方は病院にいこう。
⇒ けいれん性便秘の場合は、まず自律神経失調症を疑ってみよう。
・ 大人ニキビ
10代~20代になる思春期ニキビは、成長するにあたって急激なホルモンバランスの変動で、皮膚の脂の量が増えてしまうのが原因で、毛穴から皮脂が外に出られなくなり、詰まってしまった結果が思春期ニキビです。
そして、20代後半からでき始め顔だけじゃなくて、胸や背中にもできるのが大人ニキビです。洗顔やスキンケアをしても一向に治る気配がなく、
治ったとしても同じ場所に繰り替えしできていたら、腸に負担がある可能性があります。
思春期ニキビが鼻やおでこにできやすく、
大人ニキビはアゴや頬などの輪郭や乾燥肌になってるところにできる特徴もあります。
便秘などで腸内環境が悪化した場合、スムーズに腸から排泄物が出せなかったとき、その老廃物は、腸の中で有毒ガスを出し始め、腸によって吸収され、血液に流れ込んで肌から汗として排出しようとしてしまい、毒素と肌の角質や皮脂が一緒になることで、それが大人ニキビとなって出てくるのです。
大人ニキビを治したいなら、まず腸内環境の改善が必要になるので善玉菌を活発にさせないといけないです。
腸が綺麗になれば、自然と大人ニキビもよくなりますし、そこからイソフラボンやビタミンC、ビタミンBなどを摂取すれば肌を綺麗にすることも可能です。
※ 腸が綺麗なら腸が栄養素をしっかり運んでくれるため。
あご辺りにニキビがある人は、是非参考にしてください。
この記事に善玉菌が活発にさせることのできる食べ方を載せています。
⇒
・ シミ
女性にとってはかなり嫌な存在となるシミなんですが、
これも日焼け対策やスキンケアをしっかりしていても、身体の内側からでもシミになることがあります。
紫外線を浴びるとメラニンという黒い色素を発生させ、メラニンが肌に残ったままになるとシミ、そばかすになるのは女性ならみんな知ってるはずですが、その他の原因で身体の中にいる活性酸素というのが原因になってることもあります。
活性酸素は、有害な物質を退治してくれる頼もしいのですが、身体の中に活性酸素が増えすぎると、健康な細胞にも攻撃を仕掛け始めて皮膚にダメージになり、ダメージを受けた皮膚は肌の脂質を酸化させ、シミになります。
シミは、肌の生まれ変わり新陳代謝(ターンオーバー)をがしっかり働いていれば、メラニン色素が入った色素も普通の肌へと生まれ変わることができるのですが、
便秘など腸内環境が悪くなっていた場合、溜まった老廃物、毒素が血液を循環していき活性酸素を刺激してしまい肌にダメージを与えることに繋がってしまうし、肌のターンオーバーも悪くなっていくので、悪循環になってしまいます。
肌の悩みは女性なら必ず気にすることなので、肌のケアも必要なのですが、腸もかなり肌の影響を与える器官だということを知って欲しいですね。
・ 免疫力低下
子供のころは少し風邪を引いていても、身体は元気で動けて重たいとか、動けないってことがなかったけど、大人になってから風邪を引いたら、
めっちゃ身体重くて、頭がボーっとしてつら過ぎなんですけどってことを経験された方いないでしょうか?
わたしはそうです。
もしもあればそれは大人になって免疫力が落ちていってるんだと思います。
免疫力は6~7割は免疫細胞として小腸に存在していて腸内環境をよくすることによって免疫力アップに繋がります。
ヨーグルトがインフルエンザに効くってことを聞いたことがあるのですが、これはヨーグルトの乳酸菌が腸にいる善玉菌のエサになってくれて、結果的に腸が綺麗になり免疫力があがり、インフルエンザに掛かりにくくなるってことになるんだと思います。
この一方で病気になったら抗生物質でなんとか切り抜けようとした場合。
抗生物質は腸内の良い菌も悪い菌も一緒に殺してしまうので、病気は治すことはできますが、一緒に腸内細菌も元気がなくなっていて、また病気に掛かりやすい身体になってしまうので、抗生物質を使った場合は、その後の身体のメンテナンスのために食べる物に注意が必要になりますから気をつけてください。