栄養素で言えばきなこを取り入れていくべきだと思う。

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便秘の人がきなこを食べる時の注意点


注意が必要なのは、きなこは不溶性食物繊維なので、便秘の人が食べる場合は多めの水分を必ず一緒に飲んでください!

ただ、きなこを食べるだけだと、便秘がひどくなる可能性があります!


お手軽に腸内環境を良くできるものが揃えることのできるきなこ


きなこには100g辺りの食物繊維が不溶性になりますが、約15g含まれていて、他の食物繊維を含む食べ物と比べればかなりの食物繊維を含んでいます。

それに、きなこは善玉菌のエサとなるオリゴ糖にもなり、これが善玉菌のエサにもなるため、食物繊維とオリゴ糖の二つが、腸内環境を良くし便通を良くしてくれる効果をかなり期待できます。

これに乳酸菌を含むヨーグルトも一緒に食べることで、

乳酸菌、オリゴ糖、食物繊維という、善玉菌の好物であるエサが全て揃うことになるので

ヨーグルトにきなこを混ぜるだけで腸内環境を整えるための栄養が全て揃えることができるのです。


これだけでは終わらないヨーグルトときなこが合わさると得られる能力


ヨーグルトときなこが合わさることによって得られる効果は腸内環境を良くすることだけではないです。

それは、カルシウムとマグネシウムをバランス良く食べることができるのです。

なぜ、カルシウムとマグネシウムなのかって所なのですが、

カルシウム単体の栄養を摂っただけでは、骨などの栄養にならずに大部分が身体の中に吸収されずに身体から排出されてしまうからです。

もしも、牛乳などでカルシウムをしっかり摂っている人が、カルシウム不足になっていた場合は、マグネシウム不足が考えられます。

カルシウムとマグネシウムを食べるバランスで言えば、Ca:Mgが2:1くらいの比率が効率よく身体に摂取することができると言われていて

ヨーグルト100gあたりに含まれるカルシウムが120mg

きなこ100gあたりに含まれるマグネシウムが240mg

なので、1日にヨーグルトを100gに対して、きなこを25g食べればおっけーになる計算になります。(私はきなこ25gは若干多いと思って食べている量を減らしてますが)

きなこを25gは多いかもしれないので、ヨーグルトに入れるきなこ量を減らして他の食べ物で補うように食べた方が、他の栄養的にも身体にいいと思います。


きなこにはイソフラボンは豊富だけど実は吸収は良くないかも?


きなこには、もちろんイソフラボンも含まれていて女性ホルモンの分泌を促してくれるのですが、きなこでは、そのイソフラボンの腸の中での吸収率が少ない可能性があります。

イソフラボンには、種類が2種類あって

グリコシド型と

アグリコン型というのがあります。

きなこのイソフラボンはグリコシド型というものに分類されていてこのグリコシド型というのがどんな物であるかというと、

イソフラボンの表面に糖がくっついて、イソフラボンを腸が吸収をするまでに、まずは回りにくっついている糖を腸が分解吸収をしなければなりません。

なので、肝心のイソフラボンを腸が吸収するまでに時間が必要になっていて、食べたイソフラボンの量を100%とすると、20%辺りしか吸収ができないのです。

※ もしかしたら、腸内環境が善玉菌で満たせていたら、もっと吸収率はよいかもしれないです。

もしも、効率よくイソフラボンを効率的に身体に取り入れたい場合は、アグリコン型がよいです。

アグリコン型は食べ物でいうと、味噌やしょうゆの発酵食品です。

味噌やしょうゆは、発酵の段階でイソフラボンの周りの糖を使っているので、食べた場合は、きなこに比べると吸収はかなりよいと思われます。

なので、イソフラボンを身体に取り入れるスピードを上げるのであれば、
野菜を味噌漬けにして食べたり、味噌汁にして飲むのがいいですね。

ただ、きなこでも少しずつでも、イソフラボンを摂取できるので、地道に食べていきましょう。


 きなこの食べすぎには注意


これは、どの食材にも言えることなのですが、 いくら身体にいいとは言っても食べ過ぎちゃうと、身体の毒になってしまって悪くなるのでやめましょう。

きなこの場合は食べやすいですが、100gあたりのカロリーが400kcalとかなり高いので、食べ過ぎると逆に肥満になってしまいます。

きなこの1日の食べる量は大体大さじ2杯程度(14g程)で十分です。

なので、朝にヨーグルトに混ぜたり、牛乳に入れて飲むだけでよいのです。

1日の摂取量はどの食材でも決まっているので、それを超えないようにちゃんと調べてから食べるようにしましょう!


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